Automotive SPICE
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Automotive SPICE®について


車載ソフトウェア開発の実情とAutomotive SPICE®の重要性

Automotive SPICE®とは、欧州の完成車メーカーが中心となり、プロセスアセスメントモデルISO/IEC15504とライフサイクルモデルISO/IEC12207をベースに自動車業界向け車載ソフトウェア開発用としてテーラリングしたプロセス標準モデルです。
近年の車載ソフトウェア開発は、高機能化や昨今の自動運転などにより、急激に複雑化や開発規模の増大化が進み、より一層の高品質なソフトウェアが求められるようになりました。このため分散開発や外部委託が増加し、開発状況の把握や品質が確保できないという問題に直面することになりました。この問題を解決するため、欧州の完成車メーカーが、“共通言語に基づいた根拠の共有”を目的として制定されたのがAutomotive SPICE®です。

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Automotive SPICE®認証取得への取り組み


認証取得に向けた活動実績

コムシス株式会社は、2022年1月にAutomotive SPICE®のLevel3の認証を取得しました。
Automotive SPICE®については、2017年から高品位ソフトウェア開発への取り組みとして認証取得の活動を開始し、2020年3月に管理支援系プロセスとテスト系のエンジニアリングプロセスを対象としてLevel2の認証を取得しておりましたが、2021年2月からは対象を開発系のエンジニアリングプロセスにも拡げ、このたび自動車関連企業が求めるレベルであるLevel3の認証を取得することができました。
また、活動のレベルを上げるため、Provisional Assessorの資格取得にも取り組み、有資格者を中心メンバーとして活動しています。

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今後の取り組みについて


高品質・高レベルでお客様のご要望にお応えします

車載ソフトウェア開発は、高い品質が求められるのと同時に、自動車産業に特化した品質マネジメントシステムであるIATF16949や機能安全規格であるISO 26262、最近法制化されたサイバーセキュリティ規格であるISO/SAE 21434においても必要とされます。いずれもAutomotive SPICE®のLevel3相当のプロセス管理が求められ、Automotive SPICE® Level3の認証を取得したことで、お客様が求めるより高い品質でのソフトウェアを提供することが可能になりました。
今後当社は、ISO26262やISO/SAE21434など対応強化を図るとともに、「CASE(Connected、Autonomous、Shared&Services、Electric)」など、常に変革を求められる車載事業関連のお客様に加え、社会の環境変化や技術の急速な変化に全社を挙げて対応していくことで、様々なお客様のご要望に応えてまいります。

Automotive SPICE®ソリューションに関するお問い合わせ


本件、弊社ソリューションについて詳しくお知りになりたい方や、資料をご希望の方は、メールにてお問い合わせください。

E-mail:sales-department@comsis.co.jp

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