
※掲載内容は取材時、2019年9月時点のものです。
500人規模のプロジェクトでソースコードのインテグレータをしています。
様々な国の、様々な性格の人々が作った個性溢れるソースコードを一つのソフトウェアになるようにインテグレーション(統合) することは簡単ではありません。常に新たな課題に直面しますが、新たなアプローチ方法を調べ、考え、提案し、解決していく
ことに大きなやりがいを感じています。
会社は和気あいあいとしています。毎月の全体会議の後に懇親会が開催され、普段客先に常駐している社員とも食事をしながら気軽にコミュニケーションを取ることができます。
同じ年度、同じ会社に入社した人でも、皆同じ考えを持っているわけではありません。
意気の合う同級生とだけ付き合いを持てた学生時代とは違い、自分の考えを受け入れてもらえないことがたくさんありました。
衝突してでも関係を築く必要に迫られ、同期を敵のように感じて強く否定してしまうこともありました。
しかし、同調してくれる人だけで周囲を固め、衝突する人と距離を置いていては得られなかったたくさんの考え方を得ることで、次第に自分と違う様々な人のあり方を認められるようになりました。今では自分にとって欠かせない良い仲間だと思っています。
仕事をしていると海外の人から話しかけられたり、質問されたりすることがあります。これまで座学でしか外国語を学んでこなかった私は、英語すらまともに話すことができませんでした。
仕事は自分一人で行っているわけではありません。
人に自分の意図を伝えることができなければ仕事が円滑に進まないので、英語でも意図を伝えられるように勉強しています。
私などの知識の浅い人の目線に合わせて話ができる人は、良いエンジニアだと感じます。
同じエンジニアでも経験や知識、ものの見方はそれぞれなので相手の話を理解できないことがしばしばあります。
「相手が理解できないだけ」で終わらせず、受け取る側の背景や理解力に合わせてアプローチ方法を考えて提供できる能力がある人は、使う人に寄り添う良いモノを作っているように思います。
IT業界には女性が少ないため、社会人になってからITを初めて、まだまだヒヨッコな私でも、「パソコンを使って、システムを作る仕事しています。」と伝えると「パソコン使えるの?カッコイイ!」と言われます。
今後結婚や出産を経ても、勉強を続けて、「トッテモカッコイイ・パソコン・ママ」になりたいと思っています。
多くの人と一緒に開発を行うことは、体育祭の30人31脚よりもずっと大変で思い通りにならないことだらけです。
思い通りに進まないことも、自分の提案を受け入れてもらえないことも、失敗をして周りを巻き込みプレッシャーに襲われることもあります。
想像や理想と現実の差に苦しまないよう、現実はどうなっているのか納得いくまで見て、聞いて、調べてみてください。
もし納得して当社を選んでいただけたなら、一日でも早く貴方と一緒に仕事ができることを心待ちにしています。